リニューアルしたドラえもん

「ドラえもん」は、原作者(げんさくしゃ)の藤子(ふじこ)・F・不二雄(ふじお)先生(せんせい)によって、「夢(ゆめ)」と「希望(のぞみ)」というメッセージを込め(こめ)られて生まれ(うまれ)た、国民的(こくみんてき)な大人気(だいにんき)キャラクターです。番組(ばんぐみ)が始まっ(はじまっ)た当時(とうじ)に、わくわくしながら、不思議(ふしぎ)な夢(ゆめ)の世界(せかい)に釘付け(くぎづけ)になっていた子どもたち(こどもたち)は、今(いま)ではお父さん(おとうさん)やお母さん(おかあさん)になって、子どもたち(こどもたち)と一緒(いっしょ)に「ドラえもん」を見ている(みている)方(ほう)も多い(おおい)でしょう。そんな「ドラえもん」は、これからも2世代(せだい)、3世代(せだい)、そしてそれ以上(いじょう)に伝え(つたえ)ていくために、2005年(ねん)の春(はる)、番組(ばんぐみ)が大きく(おおきく)リニューアルしました。そして、それまでのメイン制作(せいさく)スタッフや声優(せいゆう)の方々(ほうぼう)が交代(こうたい)しました。新しく(あたらしく)メインキャラクターを担当(たんとう)する声優(せいゆう)は、オーディションの結果(けっか)決定(けってい)しました。新(しん)キャストは、ドラえもんは水田(すいでん)わさびさん、のび太(のびた)は大原(おおはら)めぐみさん、しずかはかかずゆみさん、ジャイアンは木村(きむら)昴(すばる)さん、スネ夫(すねお)は関(せき)智一(ともかず)さん、という若く(しく)てフレッシュな顔ぶれ(かおぶれ)です。そして、それぞれのキャストが、キャラクターにピッタリ合っ(あっ)ていて、とても魅力(みりょく)のある声(こえ)をしています。2005年(ねん)4月(がつ)からは、原作(げんさく)がもっている魅力(みりょく)はそのままに、映像(えいぞう)がより進化(しんか)しました。また、TVアニメがリニューアルしたのと同時に(どうじに)「ドラえもん どんどんプロジェクト」もスタートしました。これにより、「ドラえもん」をより身近(みぢか)に楽しむ(たのしむ)イベントやさまざまな情報(じょうほう)を、簡単(かんたん)に知る(しる)ことができるようになりました。新しく(あたらしく)スタートしたといっても、大切(たいせつ)なキャラクター「ドラえもん」そのものが変わっ(かわっ)てしまったわけではありません。そして、今(いま)公開中(こうかいちゅう)の「ドラえもん のび太(のびた)と緑(みどり)の巨人(きょじん)伝(づたい)」は、声優(せいゆう)陣(じん)が一新(いっしん)してから3作目(さくめ)となる映画(えいが)で、原作(げんさく)のリメイクではない初めて(はじめて)のオリジナル作品(さくひん)です。新しく(あたらしく)なった「ドラえもん」を、これからも楽しん(たのしん)でくださいね。

ドラえもん 映画

「ドラえもん」は、原作者の藤子・F・不二雄先生によって、「夢」と「希望」というメッセージを込められて生まれた、国民的な大人気キャラクターです。

ドラえもん 映画