「ドラえもん」にたまに登場(とうじょう)する「ドラミちゃん」ですが、あまりそのプロフィールは知ら(しら)れていないと思い(とおもい)ます。まず、ドラミちゃんの誕生日(たんじょうび)は2114年(ねん)12月(がつ)2日(にち)で、ドラえもんとは、2才(さい)ちがいの兄妹(きょうだい)です。ドラミちゃんの身長(しんちょう)は100センチで、体重(たいじゅう)は91キロです。なぜ、ドラえもんと兄妹(きょうだい)かというと、同じ(おなじ)ロボット専用(せんよう)オイルから作ら(つくら)れたからです。チャームポイントといえば、リボンの形(かたち)のかわいい耳(みみ)ですよね。この耳(みみ)は、レーダー機能(きのう)が付い(つい)ていることを知っ(しっ)ていましたか？遠く(とおく)のかすかな音(おと)も、聞き取る(ききとる)ことができるのです。しかも、この耳(みみ)は、取りはずし(とりはずし)可能(かのう)なのです。ドラミちゃんにヒゲがないのは、この耳(みみ)がレーダー代わり(がわり)になっている、という理由(りゆう)もあるようです。また、ドラミちゃんの鈴(すず)にも、秘密(ひみつ)が隠さ(かくさ)れています。この鈴(すず)には、安らか(やすらか)な気持ち(きもち)にさせてくれる音波(おんぱ)が出る(でる)、という機能(きのう)があります。大泣き(おおなき)している赤ちゃん(あかちゃん)でも、すぐに笑顔(えがお)が戻り(もどり)ます。さすがドラミちゃんは、家庭科(かていか)ロボットだけありますね。このようにドラミちゃんは、子守り(こもり)もできるし、料理(りょうり)や洗濯(せんたく)、掃除(そうじ)など、家事(かじ)のことなら何でも(なんでも)できてしまうのです。ドラミちゃんは普段(ふだん)、セワシのもとで彼(かれ)の世話(せわ)をしていますが、大半(たいはん)を「宇宙(うちゅう)大学(だいがく)」で過ごし(すごし)ています。大学院(だいがくいん)で文学(ぶんがく)や科学(かがく)などの研究(けんきゅう)をしていて、天才(てんさい)ロボットグループを引っ張っ(ひっぱっ)ていくような優秀(ゆうしゅう)な生徒(せいと)です。とってもかわいくて、頭(あたま)が良く(よく)、がんばり屋(や)さんのドラミちゃんですが、一番(いちばん)にお兄ちゃん(おにいちゃん)であるドラえもんのことをいつも思い(おもい)、優しく(やさしく)見守っ(みまもっ)ているのです。旅行に行く時に空港や銀行で
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